666後編

すいません昨日は眠くて。今日も眠いんですがなんとか書きますよ。
セミ・バカ社長&GOEMON&Xvs池田星人軍 例によって口外禁止ですが書ける範囲で。バカ社長&GOEMONはスカッドミサイルとテポドン(?)を持って入場。池田星人軍は、宇宙人二人とバート・シンプソン?つうか文章にすると全く意味がわかりませんね。今回の池田星人軍はけっこう強く、卒塔婆でバカ社長をメッタ打ちにして苦しめる。ピンチに陥ったバカ社長が「先生!先生!お願いします!」と呼び込んだのはなんとポーゴ!さすがにポーゴはバカ強く、宇宙人を鎌とノコギリで血だるまにする。宇宙人の目玉が飛び出したりリング上は地獄絵図のありさま。以下略。口外禁止。というか、バカ社長は相当練習している様子で、ブレーンバスターやバックドロップなどのプロレス技はスピードが乗っていて下手な本職よりよほど形になっている。頭が下がる。あとGOEMONの存在感のなさが印象に残る。このメンツの中ではしょうがないか…ポーゴとGOEMONというのもありそうでなかった(あったかも)貴重な顔合わせなんだけど。
メイン・怨霊&美華魅&ドラゴン飛竜vs破羅死魔&X&X 今さらというか前から思っていたけど怨霊のテーマ曲ってクレイドル・オブ・フィルスつうかあの曲の入っているアルバムって持ってる気がするんだけどどの曲だったか思い出せない。誰か知ってる人は教えてほしい。というか本来ならおれが教える側であるべき事柄ではないのかそういうのは。アルバム聞き直せ。池田星人軍のX二人は、リザーブ池田星人に「池田星人は金色の宇宙人で金星人だから女の子にモテモテ」と言いくるめられた沼澤と葛西。まあ予想通りではあるが…個人的には意表を突いてアブドラーあたりの導入とか、もっと意表を突いて谷口&豹魔とかを期待したかった。だがさすがにこのメンツだと普通のプロレスとして見てもかなり見ごたえがある。顔合わせ的にも新鮮味があっていい。こういうのが見れるのは666ならでは。試合はスピーディな攻防の中、怨霊軍が無敵の暗黒シャーマンモリノスの手助けもあって試合を優勢に運ぶが、葛西&沼澤がレフェリーの李日韓(ゴスロリ)をリング外に追放。そこで現れたのは池田星人の宇宙服に身を包んだグレース。今回はグレースがいないと思ったらこういうサプライズ(笑)が。池田星人軍入りしたグレースのスローカウントに怨霊軍は3カウントを奪えず、逆に高速カウントで怨霊軍敗北。あと詳細はめんどくさいので省くが、「池田星人は女の子にモテモテ」という言葉を信用して池田星人軍入りしたのに、モテモテなのはイケメンのMIKAMIと伊東とHARASHIMAだけで自分達(あと怨霊・笑)だけ取り残されたのに対し「てめえ!だましやがったな!」と腹を立てリザーブ池田星人をボコボコに。さらにばかでかいボストンバッグを抱えたバカ社長まで現れて「そんなにUFOが欲しいんだったらくれてやる!」と叫ぶとボストンバッグの中から大量の日清焼そばUFOを取り出してリザーブに投げ付ける。あとは怨霊とモリノス師とバカ社長が客席にUFOを投げ入れてお祭り騒ぎというどっちが勝者だか敗者だかさっぱりわからないハッピーエンド。
試合後、映像による次回告知。次回は「超実験的興業」で9/2の赤塚。チケットは前売りなしの会場販売のみ、つうかその時その場で買わないと手に入らないという?そんなゲリラ的な売り方にもかかわらず試合後の売店は長蛇の列。おれはあいにくチケット代の3500円が手元になかったので買えなかったが。
文章にしても面白さが伝わらないし、全てのギャグを文章化するのは到底不可能なので大半は省いたが、これだけのギャグを入れてなおかつプロレスの試合として成立していて、興業の流れに澱みがないというのは奇跡ともいえるすごいことだと思う。思ったのは666のギャグは変態系、ストレート系、暗黒系、不条理系、意味不明系、突拍子もない系、的外れ系、体当たり系、プロレスオタ系など多岐に渡っているが、なんとなく一本筋のようなものが通っていて、個人的にはそれは昔の赤塚不二男や永井豪などのギャグ漫画に近いものだと感じた。あのへんのギャグを生身の人間が演じる強烈さ。ストーリー的にもどちらかというとギャグとしてはクラシカルだ。これは、今までありそうでなかったものだと思う。意識してやっているかわからないがバカ社長や怨霊の趣味というか世代的なものだろうか?そんな中、怨霊・GOEMON・助清といった本来の主力メンバーの存在感がどんどん薄くなるのが気になるといえば気になるけど(笑
とにかくおもしろかったです。ありがとう。感動をありがとう。忍のケツの穴周囲の色素をありがとう。裕向のキャーをありがとう。
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