チャイナでゴーゴー

みなさん中国といえば真っ先に思いつくのはなんでしょうか。中華料理、餃子、犬を食う、猫を食う、虫を食う、カンフー、春麗、蔵土縁紗夢、パンチラミニスカカンフー美少女…そういや最近リンク元が「ボウケンジャー パンチラ」関係ばっかりだな。そんな画像ここにはないというのに。第一お前らそんなに黒スパッツが見たいというのか。黒スパッツがそんなにありがたいか。話がそれた。中国といえば目が離せないのは変態スクーターの世界だ。形状の変態性と値段の安さ以上に、どう見ても同じ品物が違うメーカーから出てたりしてその世界のわけのわからなさは突き詰めていくと果てしない奥深さがある。古くは一部で話題沸騰であったフュージョン125。あれは厳密にはコピーバイクではなくて中国のホンダの下請けがライセンスを得て作っているという説があったような気がするが、誰かがそう言い張っているだけなのかもしれない。以前取り上げたクインキのあれも、どう見ても全く同じキンロードというメーカー製のものが輸入されていたりして、どっちがオリジナルだよ?クインキはけっこう前から日本に入ってきているからあっちのほうがオリジナルのような気がするが。
そんな中国変態スクーター界の新たな注目株が、モーターマガジン社発行オールスクーター購入カタログでも大々的に取り上げられているCBC
http://www.cbc-japan.co.jp/
「キリン125」はカッコいいし安い。これでこの値段なら買い?モーターマガジン社のムック本のカタログでは燃料タンク容量が3.5リットルとなっていたのでその異常な少なさが気になるところだが(満タンにして120キロくらいは走るのだろうか?)モーターマガジン社は平気で間違ったカタログ数値を載せるからあてにならないかも。ほとんど同じ外観のキリン250は6リットルになってたし。このCBCというメーカーは本社はドイツだそうなので、中国の有象無象のわけのわからないメーカー達よりは信頼性が高そうだ。
だがしかし、最も気になるのは、このキリン125はデイリンという韓国メーカーのNS125というスクーターと同じものに見えるのだが…どっちがオリジナルだ?デイリンはけっこう前から日本に入ってきていて、信頼性も高いと聞くが。あとCBCのハッサー125。これは以前日本でも売られていた中国CPIのBEAKではないのか。どうなっているんだ。CPIは昔(といっても2〜3年前)はけっこう日本に入ってきていたがある時期から消息を断った。なかなかカッコいいデザインのものが多かったが街で見かけるとほとんど必ずマフラーのエキパイがサビサビになっていたのが印象に残る。CBCとCPIの関係は?憶測にすぎないがCPIがドイツCBCに吸収合併されたのではないかとかそういう見方もできるが、だとしたらデイリンとの関係は?謎が謎を呼ぶ。奥深い中国バイクの世界。