666vol.12 新木場1stRING

キルキルちゃん本当にやめちゃってたんだ…
佐野塩シート(自由席)を購入してたが席が足りなくて結局立見に。つうか席の数くらいちゃんと計算して自由席売れよ。「足りるはず」だったらちゃんと入場の時にスタッフが誘導して席を詰めさせろ。まあ結果として指定席と変わらない位置で見れたので別にいいといえばいいが、それだと逆に早くから並んで席に座れた人が位置的には損ということになる。なぜかおれの立った位置の目の前に深海タンが。運命の糸か?(笑)
第一試合/忍vs藤田みねぴょん ホモネタ。なんか忍が藤田みねぴょんをふったことがこの試合のきっかけだそうで。つうかホモネタやりすぎ(笑)忍の露出も。人前でさらけ出したら法律に違反するはずのものがはみ出していた気がする。プロレスの部分だけ見れば非常にいい試合なのに。最後は忍が死亡して終了。試合中、李日韓のピチピチのセーラー服姿に実況のメンズが「ギャハハハハハ!」と爆笑。いやおれは日韓ちゃんかわいいと思うけど。浅野グレースの制服姿よりは日韓のほうが女子高生らしく見えるな。
第二試合/助清vs荊 荊の正式デビュー戦らしい。荊は見た目は666らしくビジュアル系(かなり無理矢理)だが、新人らしい熱血味のあるファイトでフラフラになりながら強豪・助清に喰いつく姿は感動を呼ぶ。助清は小橋みたいなマシンガン逆水平まで披露。助清ってやけに強いが一体誰だ?GENTAROか?
第三試合/バカ社長・沼澤邪鬼木村響子(スケ番)vs宮本夜露四苦裕向・isami・先輩 諸事情により試合順を第三試合に変更。この試合は「撮影禁止・ここで見たことは口外禁止」なので詳細は語れない…当たり障りのないと思われる次元で書くと、メンツがいいのでけっこういい試合だった。夜露四苦やisamiの動きは他団体で見るより格段にすばらしい。特にisami。多分、差し障りがあるのでisamiがどうすばらしかったか詳しく書けないのが残念だが、あんないい選手とは思わなかった。あとは「先輩」!先輩は二瓶組の懲役太郎みたいなマスクマンだがとにかくすごかった。本当にすごい。もう笑いっぱなしだった。こういうのばかり見てるともうメジャーのプロレスに金払って見に行く気にはならないな。いや別にメジャーのプロレスを否定はしないが。タナはいいと思う。タナにベルト取ってほしい。
第四試合/アジアン・コンドルvsシュウvs726(3ウェイ戦) グダグダ。メンズと須山の実況があるからグダグダ試合でも面白く見えるのか、それともメンズと須山の実況が選手の集中力を乱して試合をグダグダにさせるのか?言い忘れていたが知らない人のために言うと、666は試合中に会場内に実況を流すという学生プロレス方式が採用されている。なんか善玉菌(666内の派閥の一つ・かつては善玉菌と悪玉菌があったが今は善玉菌・悪玉菌・バイバイ菌に別れているらしい。よくわからないが)のメンバーは結果的にアジアン・コンドル一人になってしまったとかで、試合後シュウと726を善玉菌に勧誘するが、726の「この前友達の親が宗教に勧誘されたりして、勧誘とかはもうこりごりなんだよ!いや本当なんですよ、友達の親が宗教に勧誘されて」というどうでもいいマイクとかでグダグダに終わる。どうでもいいが726の友達は先日逮捕されたらしい。
第五試合/佐野直・ラム会長vs小仲ペールワン・殺害テラー666 小仲ペールワンは初見だが、噂には聞いていたが本当にすごいな!ものすごい。殺害テラー666はヤケクソみたいな怪奇派のマスクマン。知らない人のために言うとラム会長とは小学生の女の子である。試合前ラム会長の「こんな気持ち悪い奴らと戦うのはいやだから、佐野お前一人でやれ」の一言で佐野直と二人の怪奇派のハンディ戦に。とにかく小仲ペールワン(と実況)が暴れまくる展開。業を煮やしたラム会長が異常な強さで相手を蹴散らし。最後は殺害テラー666にチョークスラムを決め試合終了。本当にものすごい試合。知らないで見たらショックを受けること間違いなし。666の試合全般に言えることだが。
第六試合/怨霊・伊東竜二ブラックバファローvsアジアンクーガー・マンモス佐々木政宗 伊東の参戦は、666のイベントで浅野グレースが日韓をバカにしたのに腹を立てた伊東が「人の嫁さん勝手にネタにするなよ!」と怒って乱入したところを暗黒シャーマンモリノスに洗脳されて怨霊軍入りしたということらしい。伊東はビジュアル系バージョンで登場。このメンバーなので、試合内容は折り紙付き。伊東vs正宗やマンモスvsバファローなど、あまり見る機会のない顔合わせが実現してお得感が高い。最後はなんかDDTの人とかグレースが乱入してマンモス組勝利。試合後、怨霊とバカ社長が学ラン姿で登場して「僕達は666を卒業して普通の男の子に戻ります!」と宣言して会場は騒然となるが、宇宙人姿のリザーブ池田(イケダ星人だそうだ)にバカ社長が拉致されて何がなんだかよくわからないまま興業は終わる。エンディングでは「666卒業後の十年後の666メンバー」の映像が流れるがその内容が本当に悪質。忍は奇跡的に一命をとりとめるが、男性ストリッパーとして人気を得てテレビ出演して局部を露出(さらに局部を膨張させる)して逮捕されるとかそういうのばっかり。キルキルちゃんは666中退後消息不明だそうです…次回の予告は、各地に散らばった666メンバーを探して怨霊がデスワゴンで全国を旅する「わるのり」だそうで、会場内はかなり受けていましたが自分はテレビを全く見ないので意味がよくわからなかったです。テレビネタらしいことはなんとなくわかるのですが。
666・ユニオン・マッスルは一見どれも似たようなエンタメ系プロレスだが、方向性はかなり違う。マッスルは前にも書いたように「プロレスを題材にした演劇」のようなもので、一番プロレスからかけ離れている。一般人が見てもかなり楽しめるだろう。ユニオンはプロレスに詳しくないとかなりつらいと思う。プロレスマニア向けのエンタメプロレス。666の場合、脱力加減やバカ度では群を抜いているし、笑いのネタとしてはホモとかロリとかホラーとかビジュアル系とかアングラ度がかなり強く、ある意味ではプロレスを全然知らなくてもかなり楽しむことができるが、これを面白いと思うにはある程度素養が必要だと思う。かなりギリギリの線だ。プロレスの試合として見ても所属選手の数は少ないが所属選手の試合はかなりしっかりしている。練習熱心さが見てとれる。メンズと須山の実況の功績も大きいが、個人的には666が一番面白い気がする。当然、他も面白いが。666の場合、殺害塩化ビニールが絡んでいることもあって、会場内に会場スタッフなどかわいい女の子が多いのも大きい。キルキルちゃんがいないのは寂しいけど。
ところで今回は第12回興業ということは当然ながら次回は第13回興業。さらに666の興業ペースからいって、次回は六月六日あたりになる可能性が高い。ということは次回はかなりアニバーサリー的な、大掛かりな興業になるのでは。空恐ろしい。大会場とか押さえるのかな?団体の性質上後楽園ホールは多分無理だから、ディファ有明あたりか?あれをやってギリギリ大丈夫そうな会場といえばディファくらいしか思いつかないな…しかし第一試合からメインまで本当に腹の底から笑い転げられました。すばらしい団体だと思います。いつまでも存続してほしいです。
時間的に厳しいのでコメントの返事は(ゴス日記含め)すいませんがまた明日…
爆笑度     ☆☆☆☆☆
バイオレンス度 ☆☆☆☆☆
発狂度     ☆☆☆☆☆
怪奇度     ☆☆☆☆☆
男泣き度    ☆☆
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