ザ・スティーヴォー・ビデオvol.2 Don't try this at home The Tour

スティーヴォーその他数人のバカどもによって行われたツアーの模様及びツアー中の蛮行が収めらえたドキュメンタリー風作品。これは今まで見たこれ系の中でも、特に人前でチンポを出したり人前でクソをしたりする根源的（というか幼稚）なネタに特化している気がする。人前でチンポを出したり人前でクソをしたりする根源的（というか幼稚）なギャグに面白さを感じない人は見ないほうが無難。そのぶん、前作vol.1や劇場版などに比べると残虐度は低いので、流血ざたが苦手な人でも比較的安心して見れる。
流血度は低いが暴力性は高く、ツアー中にバーの便所でスケボーをしたり便器を破壊したりしてバーを叩き出されたスティーヴォー一派が人の車の上でスケボーをして、「お前、おれの車に傷つけたろ」と文句を言いにきた車の持ち主をスケボーで殴り倒して蹴りを入れ、その上をスケボーで飛び越えようとするのとか犯罪スレスレというか犯罪。こういうの見て笑ってる自分というのも自分ながらどうかと思った。奴は自分が人一倍痛い思いをしているから他人の痛みにも鈍感になっているのだろうか。プロレスファンが他人に平気で関節技をかけたり人を投げたりするのと同じようなものだろうか。
「今、重罪で訴訟されてるから薬はやらないんだ。裁判の時に薬物反応で陽性が出たら困るから」というシャレにならないことをヘラヘラと笑いながら言ってのけるスティーヴォーの姿が印象に残る一編。あと、ジャッカスファンのバカどもの怪行動も要注目。おっぱいを燃やす女（美人）や金玉を燃やす男（トミー・ドリーマー似）が登場。トミー・ドリーマーもどきは「小指を切り落とそうとしたらみんなに止められたよ。鼻の穴に詰め込みたかったのに」とか言ってる。素人の考えることはシャレにならない。松永光弘が「だから素人が考えるとダメなんですよ！ミミズデスマッチとか！」と言っていたのを思い出した。
最後の最後に超強力なネタが収録されているので注意。ごはん食べながら見ないように。見ないと思うけど。
爆笑度　　　　　☆☆☆☆
バイオレンス度　☆☆☆☆
発狂度　　　　　☆☆☆☆☆
怪奇度　　　　　☆☆☆☆
男泣き度　　　　☆
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