DOA デッド・オア・アライブ

なぜ見てから3週間もの間これの感想を書かなかったのか?それはこの映画の内容に問題があるわけでは決してなく(なくはないが)実はこれの感想は2度にわたって途中まで書いたのだがそのたびになんかW−03の変な場所を触って書きかけの文章を消してしまったのだ。自分は押し間違いとか操作ミスの類が人一倍多いのでW−03とかこういうものを使うのに向いてないのかもしれない。つうか操作方法全然わかってないし。どこを触ればどうなるのか。
そんなわけでこんな映画のために何度も同じような文章を書く苦労をするのが嫌だったので今までほうっておいたのだがせっかく劇場まで足を運んで見たからには(それも初日にj)何か書かないともったいないので何か書く。とりあえずポイントを箇条書きで。
・冒頭のデヴォン青木ケインコスギとあやね(外人)のやりとりはこの手のものを面白がる人なら笑い死に必至。笑い死にに注意。霞(デヴォン青木)が忍者王国のプリンセスという時点であれだがプリンセスなのに衛兵に殺されるって。この気が狂ったオープニングに映画本編への期待は否応なしに高まるがあとは別にたいしたことはない。
・キャスティングについては女性陣はまあさておき男性陣の適当さはわりと強烈。ザックのいいかげんな風貌。ケビン・ナッシュのバース。無駄にそっくりなゲンフー。ゴリラのように暴れるだけのバイマン。変な構えで戦うハヤテ兄さん。マックスとかいうオリジナルキャラがけっこう活躍するくらいならジャンリーとかもうちょっとなんとかならなかったのか。
・トーナメント表に名前だけあったヒトミだがエンディングクレジットを見るとちゃんとヒトミ役の女優は存在している模様(中国人)。誰がヒトミだったのか。どこに出演しているのか。もしかしてこの映画には公開版より長い完全版のようなものが存在して、そこにはヒトミとかその他の人が戦う場面もしっかり収録されているのかもしれない。勘弁してほしい。
まあ元ネタのゲームの雰囲気はそこそこ再現しているとも言えるし(高いところから落ちる・ビーチバレー・何が言いたいのかよくわからないストーリーなど)逆に元ネタを知らなければ普通のアクション映画としてはまあまあ楽しめる作品かもしれない。お父さんとかが仕事の帰りにツタヤ半額の日とかに借りて見るには最適の映画。あとエリック・ロバーツの格闘シーンには往年の「ベスト・オブ・ザ・ベスト」「帝王伝説」の感動を少し思い出してなんか悲しくなった。
爆笑度 ☆☆☆
バイオレンス度 ☆☆
発狂度 ☆☆☆
怪奇度 ☆☆☆
男泣き度 ☆☆